KATO 京急2100形入線!!
その会場で「KATOが2100形を出す発表をしたらしいよ」と聞いて、大変驚いたものです。
あれから4ヵ月、ついに2100形が我が家にやって来ました。
[KATO・2100形見参、マイクロ製と並んで記念撮影]
写真手前から、KATO基本セット・マイクロ・KATO特別企画品です。
[この二つをお持ち帰り]
特別企画品の4両と、基本セットの4両を入線させました。
押入線は4連運行ですから、特別企画品の中間車4両は、ケースの中でお昼寝してもらいます。(^^;;
両セットの違いは、
・基本:行き先表示印刷済
・特別:行き先表示ブランク・ステッカー付属(ブック型ケース収納)
くらいでしょうか。
可能なら、基本セットもブックケースにしてもらいたいところですが(増結セットがブックケース付き)、
4両だけ買う人は、入門者も多いのでコスト優先と言う判断なのでしょう。
[前面を改めてパチリ]
基本セットの、印刷済の行き先表示がクッキリとしていて良いですね~
ステッカーは、どうしても透けることなどがありますから、この「印刷済」と言う発想は良いと思います。
最近は老眼気味ですし、手間が省けて助かります。(爆)
KATOとマイクロを比べると、マイクロの方が車高短ですね。
とかくNゲージは腰高気味ですから、この辺は、マイクロの方が良い様に思います。
[付属品]
交換用の全面行き先幕は、基本セット用。
貼り付けタイプのステッカーは、特別企画品用。
基本セット用の交換行先ですが...前面だけ変えても、側面は印刷済。
で、ステッカーは付属しない。
むむむ?
どう使う想定でしょう?
基本セットと特別企画品、両方買う想定なのかしら???
[今回のウリ、スッキリ鮮やかな塗装]
前回製品の阪急9300辺りからの試みの様ですが、艶のある美しい塗装が施されています。
写真ではあまり分からないかもしれませんが...
程よい、7分艶と言ったら良いでしょうか。
塗膜が薄くても発色が良く、マイクロエースを一歩引き離した感があります。
マイクロエースも、発色は良いのですがね~
比較すると、
マイクロはやや厚ぼったい塗膜・縁がボケ気味(塗り分けの吹き込み)であり、KATOの技術力を感じます。
私は、ここ数年来のNゲージ復帰以来、初めてのKATO新製品ゲットですが、塗装が非常に上手になりましたね。
隔世の感があります。
では、形式写真風に基本セット4両をご紹介。
[2141]
[2144(動力車)]
[2147]
[2148]
[パンタ車、屋根上比較]
奥側のマイクロ製は、カーボン汚れ風にしているのであんまり比較になりませんが...(爆)
ついでに、パンタもTOMIXの小田急VSE用になっています。
全体的に、
・マイクロ:彫りが深いソース造り
・KATO:彫りが浅い醤油作り
とでも申せましょうか。(^^;;
同じ土俵で、KATO製も軽く汚してみたいですね。
ノーマルパンタでも、シャッキリしているのは流石KATOと言うべきか。
マイクロの利点としては、ヒューズ箱からの配管が軽く表現されている部分ですかね。
[先頭車、屋根上比較]
意外にも、KATO製は、無線アンテナの配管モールドがありません。
これは、賛否両論あるかも?
[先頭部の側面比較]
台車の作りの違いなどがハッキリと見て取れます。
私は、さほど実車のディテールに拘りが無いので...どちらも十分それっぽいかな。(爆)
KATOは、やや足回りの色が薄いですかね。新製直後・点検直後といった感じです。
アイボリー塗り分けが、KATO製は円弧状になっているのが流石ですね。
実車の印象を良く捉えています。
乗務員ドアのレタリング、手すり塗り分け辺りは、マイクロのお家芸かな。
[急カーブもOK]
ボディマウントカプラーでしたから、押入線の急カーブが通過可能か心配していましたが...
お陰さまで、最急カーブを無事通過。
この分なら、恐らく、既製品の組線路なら、TOMIXのR243辺りは通過できそうですね。
(注:単なる予想です)
[動力車の方が車高が高い?]
気になると言えば、若干、動力車(写真左)の方が車高が高いですかね?
集電バネがサスペンション状に効いているみたいなので、バネの効き具合によるかもしれません。
~ ~ ~
最後に動力インプレッションですが、いやぁ、流石KATO。実に滑らかで感心しました。
これから年末にかけて、出場整備の後に、動画を作成したいと思います。
さて、皆さまが気になるであろう、マイクロエース製との違いですが、
一言で言えば...
外装は、スッキリ醤油のKATO対、ややコッテリソースのマイクロと言ったところです。
動力は、KATOの勝利ですね。製造力の差がハッキリ出ていると思います。
KATOは、外装・動力双方共に、工業製品としての完成度(カッチリ度)が素晴らしいと思います。
総合評価で、私はKATOに軍配を上げたいと思いますが、人によっては好みの差もあるでしょう。
是非、皆さまもお手にとって、ご確認いただければと思います。
この基本セット...量販店であれば、実売1万円で入手可能です。
KATO製の底力、垣間見たような気がします。
(マイクロ製京急電車の足回り、全部こいつに交換しようかな...(爆))
~ ~ ~
さて、快適な動力に機嫌を良くしましたので、今日一日くらいは、押入線をグルグルと走らせて、
悦に入りたいと思います。
その後で、パンタ塗装・屋根ウェザリング・室内灯は整備してやりたいものですね。
あ、特別企画品はステッカー貼らなきゃ。(^^;;
これから年末年始の楽しみが増えました。
当ブログ、今回からしばらく、年末2100形祭りと題して、数回お送りしたいと思います。(爆)
お粗末。<(_ _)>
[おまけ・押入線メイキング動画]
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